2010年2月1日
昨日は、ノッティンガムまで行ってきました。
ご存知でしょうか?ノッティンガム・フォレストという名門サッカークラブチームの本拠地のあるところです。
でも犬郎がいってきたのは、ホッケー。それもアイスホッケーではなく、フィールドホッケーのボランティアの打ち合わせ会のためでした。
今年の7月に、ノッティンガムで、女子ホッケーのチャンピオンズ・トロフィーという国際試合が開催されます。このレベルの試合の英国での開催は35年ぶりぐらいだそうで、協会もかなりの力のいれようです。
前日から現地入りしていた犬郎は、10時の集合時間前に会場に到着。すでにジャージ姿の人たちがたくさん集まってきています。
受付を済ませてミーティングルームにはいると200名位は来ているでしょうか。あたりまえですが、みんな外人です。いや、むしろ外人は犬郎だけで、それ以外は全員イギリス人というのが正しいものの見方ですね。
午前中は、イベントの概要、ボランティアに期待することなど、一般的な説明を聞いて、午後からは指定された部屋にわかれて詳細の役割説明です。
犬郎は、事前の希望申請のときに、競技・広報・渉外などの難儀な役割は外しておいたので、ファミリーイベントなどの軽めの役割の説明会に参加することになりました。
ところが、「おーまいがーっ、お代官さまご無体な!!」、「ここまでボランティアに任せへんで普通!!」というぐらいハードな内容です。世界中から、チーム・選手を招聘したり、ノッティンガムのセンター街で、10万人の通行人を相手に、イベントのプロモーションをしたりと、準備のための仕事が満載で、とても期間中だけのお勤めでは無理なフルタイムのお仕事ばかりです。
「話がちがう。」
「いや、そもそもちゃんとそう書いてあったのを犬郎が読まなかっただけ?」
東洋の神秘といわれる薄ら笑いをしていると、「あなたはどのポジションにするかだいたい決まりましたか!?」との質問あり。
とっさに、「ええ、どの仕事もすごくやりがいがありそうで、目移りしちゃいます」と答える犬郎。だてに歳をとっちゃいません。
このあと、参加者で親睦のためのコミュニケーションゲームをすることに、5名1組となり、カードにかかれた単語を、説明役の1名が言葉でヒントを出していきます。残りの4名が回答します。持ち時間は1分。これを順々に5名全員が説明役をして、総合正解枚数の多いほうが勝ちというゲームです。
さすが、アングロサクソン、ゲームとなると勝ちにかかります。作戦会議をしているチームもあります。難しい単語もあって1分で5~14問位のはばで正当数にばらつきがありました。犬郎は9問の正解を得ましたが、回答するほうではネイティブのしゃべるスピードについていけず貢献はゼロでした。いたし方なし。
そして、説明会の最後に、自分の希望の役割を最終希望としてアンケートに記入して提出します。
犬郎は、子供たちにホッケーの楽しさを教える役割を希望しました。1日8時間9日間の肉体労働です。でも楽しいかも。昼食以外は、交通費、宿泊代のすべてが自己負担なので、ロンドンから参加の犬郎はかなりの出費だけど、「まあ苦労は買って(合ってます?漢字)でもしろといいますからね。」
別室でボランティアクルーのユニフォームの採寸です。ポロシャツ、パーカー、ジャンパーがもらえます。いい記念になりそうです。
ついでにショップで、いくつかのグッズを衝動買いです。もうとっくにホッケーをやめてしまったのに、なんでいまさらグッズなのだろうと思いつついっぱい買いました。
この日は、説明会と同じ会場のアリーナで、イングランドのインドアホッケーの男女の決勝がありました。ボランティアクルー候補には、主催者の粋なはららいで、チケットが無料で配布されました。犬郎は、英国ホッケー協会のプラチナ会員なので、この無料チケットとは別に、VIP席での観戦チケットをもらい、一段高いところから観戦できました。
ロンドンに着いたのは午前0時を回っていました。なんだか一気に疲れがでてきました。多少、緊張していたのでしょうか!?
そういえば、この本番の女子チャンピオンズトロフィーと同じ期間中にノッティンガムで男子の4カ国対抗の試合が開催されます。日本チームも参加の予定です。日本男子は現在世界ランキング16位。でも英国ホッケー協会の人の話では、日本チームは組織力があってよいチームだそうで、過小評価できないとのことでした。「このひと、わたしのほうを見ながらしゃべるんですよね。やめてほしいな。その同意を得るような語り口。」
「ニッポン頑張れ!!」
女子チームの活躍の陰で、男子チームは目立たなかったのですが、頑張ってほしいものです。1932年のロス五輪(最初のロス五輪)では銀メダルだったのに(参加は3チーム)、メキシコ五輪を最後に出場すらできてません。日本ホッケー協会のHPと英国ホッケー協会のHPを比較すると、ホッケーに対する力の入れ方の彼我の実力差は歴然です。よくみると、日本のHPでは、まだ「北京五輪を目指して頑張っている」となってます。左記の4カ国対抗の日本の出場の話も、日本のHPではなくこっちの協会の人に教わったぐらいですから。
もしかしらたらまだ日本の協会の人はしらないとか。「まさかね。」
今回はちっとも人事の話ではなかったですね。これもプランド・ハプンスタンス(計画された偶発性)ということでお許しください。
昨日は、ノッティンガムまで行ってきました。
ご存知でしょうか?ノッティンガム・フォレストという名門サッカークラブチームの本拠地のあるところです。
でも犬郎がいってきたのは、ホッケー。それもアイスホッケーではなく、フィールドホッケーのボランティアの打ち合わせ会のためでした。
今年の7月に、ノッティンガムで、女子ホッケーのチャンピオンズ・トロフィーという国際試合が開催されます。このレベルの試合の英国での開催は35年ぶりぐらいだそうで、協会もかなりの力のいれようです。
前日から現地入りしていた犬郎は、10時の集合時間前に会場に到着。すでにジャージ姿の人たちがたくさん集まってきています。
受付を済ませてミーティングルームにはいると200名位は来ているでしょうか。あたりまえですが、みんな外人です。いや、むしろ外人は犬郎だけで、それ以外は全員イギリス人というのが正しいものの見方ですね。
午前中は、イベントの概要、ボランティアに期待することなど、一般的な説明を聞いて、午後からは指定された部屋にわかれて詳細の役割説明です。
犬郎は、事前の希望申請のときに、競技・広報・渉外などの難儀な役割は外しておいたので、ファミリーイベントなどの軽めの役割の説明会に参加することになりました。
ところが、「おーまいがーっ、お代官さまご無体な!!」、「ここまでボランティアに任せへんで普通!!」というぐらいハードな内容です。世界中から、チーム・選手を招聘したり、ノッティンガムのセンター街で、10万人の通行人を相手に、イベントのプロモーションをしたりと、準備のための仕事が満載で、とても期間中だけのお勤めでは無理なフルタイムのお仕事ばかりです。
「話がちがう。」
「いや、そもそもちゃんとそう書いてあったのを犬郎が読まなかっただけ?」
東洋の神秘といわれる薄ら笑いをしていると、「あなたはどのポジションにするかだいたい決まりましたか!?」との質問あり。
とっさに、「ええ、どの仕事もすごくやりがいがありそうで、目移りしちゃいます」と答える犬郎。だてに歳をとっちゃいません。
このあと、参加者で親睦のためのコミュニケーションゲームをすることに、5名1組となり、カードにかかれた単語を、説明役の1名が言葉でヒントを出していきます。残りの4名が回答します。持ち時間は1分。これを順々に5名全員が説明役をして、総合正解枚数の多いほうが勝ちというゲームです。
さすが、アングロサクソン、ゲームとなると勝ちにかかります。作戦会議をしているチームもあります。難しい単語もあって1分で5~14問位のはばで正当数にばらつきがありました。犬郎は9問の正解を得ましたが、回答するほうではネイティブのしゃべるスピードについていけず貢献はゼロでした。いたし方なし。
そして、説明会の最後に、自分の希望の役割を最終希望としてアンケートに記入して提出します。
犬郎は、子供たちにホッケーの楽しさを教える役割を希望しました。1日8時間9日間の肉体労働です。でも楽しいかも。昼食以外は、交通費、宿泊代のすべてが自己負担なので、ロンドンから参加の犬郎はかなりの出費だけど、「まあ苦労は買って(合ってます?漢字)でもしろといいますからね。」
別室でボランティアクルーのユニフォームの採寸です。ポロシャツ、パーカー、ジャンパーがもらえます。いい記念になりそうです。
ついでにショップで、いくつかのグッズを衝動買いです。もうとっくにホッケーをやめてしまったのに、なんでいまさらグッズなのだろうと思いつついっぱい買いました。
この日は、説明会と同じ会場のアリーナで、イングランドのインドアホッケーの男女の決勝がありました。ボランティアクルー候補には、主催者の粋なはららいで、チケットが無料で配布されました。犬郎は、英国ホッケー協会のプラチナ会員なので、この無料チケットとは別に、VIP席での観戦チケットをもらい、一段高いところから観戦できました。
ロンドンに着いたのは午前0時を回っていました。なんだか一気に疲れがでてきました。多少、緊張していたのでしょうか!?
そういえば、この本番の女子チャンピオンズトロフィーと同じ期間中にノッティンガムで男子の4カ国対抗の試合が開催されます。日本チームも参加の予定です。日本男子は現在世界ランキング16位。でも英国ホッケー協会の人の話では、日本チームは組織力があってよいチームだそうで、過小評価できないとのことでした。「このひと、わたしのほうを見ながらしゃべるんですよね。やめてほしいな。その同意を得るような語り口。」
「ニッポン頑張れ!!」
女子チームの活躍の陰で、男子チームは目立たなかったのですが、頑張ってほしいものです。1932年のロス五輪(最初のロス五輪)では銀メダルだったのに(参加は3チーム)、メキシコ五輪を最後に出場すらできてません。日本ホッケー協会のHPと英国ホッケー協会のHPを比較すると、ホッケーに対する力の入れ方の彼我の実力差は歴然です。よくみると、日本のHPでは、まだ「北京五輪を目指して頑張っている」となってます。左記の4カ国対抗の日本の出場の話も、日本のHPではなくこっちの協会の人に教わったぐらいですから。
もしかしらたらまだ日本の協会の人はしらないとか。「まさかね。」
今回はちっとも人事の話ではなかったですね。これもプランド・ハプンスタンス(計画された偶発性)ということでお許しください。