2010年2月11日

日本は建国記念日である。

これを、同僚になんと説明すればいいのか?

WIKIで見てみると、「日本と大韓民国のみ、設定に建国神話が用いられている。日本は記紀中で神武天皇が即位したとされる日(紀元前660年2月11日)である。また大日本帝国憲法は1889年の同日に発布された。」

なるほど、こんなことを言うと、同僚には「BC660年は、日本ではまだ神話の世界なんだね。ふーん。」とか言われそうな気がする。アメリカ人相手にはよくても、ヨーロッパでは通用しないのかも、、、

そんなことは、どうでもよくって、今日はドイツ語の試験である。

昨日、ゲーテ・インスティテゥートに電話をしたら、「明日がテストの最終日です」とのこと。「まずい、このタイミングを逃すと、次の学期まで待たねばならない。」

覚悟を決めるイヌロー。

犬郎がまじめにドイツ語を勉強したのは、かれこれ20年前のことである。さび付いているとかそういうレベルは通り越して、ほとんど初心者レベルに原点回帰しているものと思われる。

それでも、チャレンジしようと思うのは、なにかにチャレンジしたかったからである。やみくもに何でもいいわけではないので、「昔取った杵柄」を選択した次第。

さて、この試験はクラス分けのためのレベル確認のテストなので、落第があるわけではない。

クラスのレベルは、A1.1からC2.3まで全部で16レベルある。最初からA1.1でスタートするなら受験は不要なのだ。C2.3まで到達すると、ドイツの大学の語学基準は満たしていることになる。週1回程度の学習で、A1.1から開始すると、最速で4年程度(途中飛び級の方法もある)、通常は6年から8年はかかるのだ。

しかし、犬郎にとって、もっとも屈辱的なのはA1.1スタートの判定である。落第に等しい。これは避けたい。犬郎は一度はCレベルまでは到達しているのだ。

というわけで目標はB1.1、百歩譲ってA2.1(下から3番目のレベル)です。

もちろんテストのための準備はしていない。

それでは結果は後ほど。